働き方をちょっと変えてみた話

ブログ書かなきゃなーと思いながら結構間が空いてしまっておりまして、お題が出ていたので便乗して投稿してみます。

40代後半になってやっと、「気力と体力がやりたいことに追いつかない」という体験をしました。

40歳になった頃は、もともと身体が丈夫なこともあってか、「身体にガタが来た」という実感が湧かず、むしろ20代の頃に力任せで働いていた時よりも知恵も知識もついたので、過ごしやすいなと思っていたくらいでした。

しかしそんな良い日々は長くは続かず、40代後半に入ってから「身体のあちこちが代わりばんこに調子悪い」がやってきました。たぶん同世代の方ならわかっていただけると思うのですが、ちょっと睡眠に失敗すると翌朝の身体への影響がひどい、うまくストレス解消しないと具体的に調子が悪くなる、おいしいものを食べて気分転換しようとするとてきめんに体重に影響する、夕方以降は眼精疲労がひどい……などなど、挙げればきりがありません。

「普通にはたらく」を維持するだけでもせいいっぱい。これってどうなの。ただつらいだけなんじゃないの。

こう考えてから、ゆっくりと時間をかけて、これまでの働き方を少しずつ変えました。まずは遅くまで仕事をしない、つまり時間任せ・力任せにせずに効率的にタスクに取り組む。これは働き過ぎというよりは、単純に「夕方以降にエンジンがかかるタイプ」だったため、エンジンを温めてから大きめの仕事をやっつけていたのを、とにかくまめにまめにと変えていったというものです。今更かよ、とお思いかと思いますが、未だに夜型なので、意識して変える必要がありました。

そして3食ちゃんと食べる。「ちゃんと」にはジャンクフードをできるだけ避けたり、食べる内容にバリエーションを持たせるという意味合いがあります。私は胃腸がとても丈夫だったので、例えば朝昼マクドナルドでも全然飽きない(今も好きです)、もっというと毎日の昼ごはんが同じものでも全然苦にならない(今もそうです)、など悪習慣が結構ありました。それを「朝は苦手だけど菓子パンに逃げない」「昼は雑になりがちだけどなるべく野菜を摂取する」「夜にはなるべく脂っぽいものを避ける」というようにじわじわ変更しました。これはコロナ禍でがつんと増えてしまった体重を減らすためにも有効だったので、ジャンクフードは大好きだけど、もうそういう年齢ではないんだ!と強く思うことによって、そこそこ変えていけています。まだまだこれから道のりは長いですけど。

時間管理や習慣などを“ていねいな暮らし風”にチューニングすることに、ちょっと抵抗感があったことは否めません。丁寧にやれる性格でもそういうタイプでもないし、と思ってきましたし、今でもたぶん本質はそちらなんだと思います。ただ、本当に幸運なことに、力任せでもなんとかなってきた40年ちょっとでした。さすがに人生後半に差し掛かっている今、「ただなんとかすればいい」では立ちゆかないことを認識し、行動を変えるだけの周囲の支えがあったことも、幸運だったなと今では思い直しています。

「働く気持ちが自由になる」まではもう少し時間がかかるかもしれませんが、たまにはジャンクフードを食べながら、少しずつ自分なりに適したやり方を模索していこうと思います。

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