この本を知ったきっかけはきれいに記憶に残っています。川崎貴子さんのこちらの記事です。
女性が(男性のように)自信を持つことができない、ということに対して、科学的なアプローチを行い、分析した本です。とはいえ、久しぶりにぱらぱら本をめくってみたら見事に内容を忘れていたので、川崎さんの記事から引用させていただきます。
また、本著で述べられている「自信の作り方」は私も大いに身に覚えがあるものでした。一部ですが、このようなことが書かれています。
- 今日一日のネガティブな反すうを止め、ポジティブな反すうに置き換える
- 恐怖に怖気づいても「行動しないよりはよっぽどいい」と腹をくくり、決断する癖をつける
- 人生の早い時期に失敗や挫折をする、小さな失敗をたくさん経験する
- リスクを取った自分を自分で称賛する
- “完璧主義病”を止める
川崎さんの記事を読んで本を買って読んでから約6年。2番目しかできてない!
この本を読んだ時の状況は、自分には向かないと思っていたマネージャーにまさにならんとするタイミングで、半ば祈るような気持ちで文字を追っていたのを今でも思い出します。そして、マネージャー職を離れた頃から何年かの間はまあ実にくよくよしていて、本当に本気で吹っ切れたのはここ半年くらい。自分を自分で称賛してあげてよかったというのに! 失敗した後にチャンスはもうない、そういう心境に長くありましたが、今だったらもう一度違う角度から読み直せると思いました。