#10 ニューヨークの24時間(文春文庫)

だいぶ古い本ですね。Amazonを開いてみたら「最後にこの商品を購入したのは2009/3/22です」とあるので、買った文庫本を実家に置いてきてしまったから大阪にいた頃に買い直したという行動を取ったようです。

ジャーナリストの千葉敦子さんがニューヨークでどのように生活し、どのように仕事をしているかについてまとめた本で、単行本が出たのが1986年、文庫版が出たのが1990年。まだPCもスマートフォンもない時代なので、ワープロやFAX、紙でのクリッピングやファイリングなどの話が出てきます。それでも「効率的に情報を収集し、潤いのある生活を送る」ことへの探究心は今読んでも全然古びていないように思います(が、さすがに2022年だとあちこち時代的に合わなくなっている気もする)。

千葉敦子 - Wikipedia

Wikipediaにあるようにがんの闘病をしながらのジャーナリスト生活のはずなのですが、全然闘病っぽさがないので驚きました。買った当時、既に鬼籍に入られていたため、他の著書を読むという発想にならなかったのですが、今度古本でも買ってみようかな。