#11 きらきらひかる(新潮文庫)

江國香織さんが1991年に発表した小説です。高校生の頃に藤沢のダイヤモンドビルに入っている有隣堂で文庫版をひたすら立ち読みしまくり、どうしても欲しかったので買った、という経緯を思い出します。江國香織さんの小説を読むのが初めてで、うまく言語化できないけどめちゃくちゃに好きでとにかく読み返しました。

www.shinchosha.co.jp

「アル中」「ホモ」あたりの言葉遣いはさすがに今見ると古いな、と感じるのですが、たぶん今読んでもやっぱり好きだろうなと思います。Amazonレビューを読んでみたところ皆さん言語化できててすごい……。1992年に映画化されているけど見ていません。笑子が薬師丸ひろ子さん、睦月が豊川悦司さん、紺が筒井道隆さんなのが私の中で解釈違い(という言葉は当時なかったけど今ならこう表現できる)だなと感じてしまって。