「感情より理性」→「理性より感情」→その先は

ポッドキャスト「ほっとテック」で昨日公開されたエピソード「#214 働き始めて気付いた自分のこと」を聞いていました。

www.hotto.tech

その中の「若い頃にはわからなかった自分の変化」というトピックでおたよりを紹介しながら「若い頃と今とでは変わったところがあるか」について語り合うところで、「無料性格診断テスト」が紹介されていたので、試しにやってみました。

無料性格診断テスト | 16Personalities

結果は「仲介者」。INFPだそうです。

性格タイプ: 仲介者 (INFP-T)
性格特性: 内向型 – 69%, 直感型 – 51%, 感情型 – 52%, 探索型 – 76%, 激動型 – 68%

INFP型の性格 (仲介者) | 16Personalities

性格特性の内訳を見ると「直感型」がざっくり半分、「感情型」もざっくり半分、探索しているのか激動なのかさっぱりわからん、という感じで、私の回答そのままが出た結果になりました。どっちとも言い切れない設問が多かったので「ややそう思う」のような回答が多くなってしまったんですよね。

「仲介者」の性格の文章を読んでみても、なんともふわふわしていて、結局何なのさ、という特性がいまいちつかみきれません。他の15種類はもっとわかりやすい文言なのでしょうか。

その設問の中で一つ、「私が若い頃から今までの中で大きく変わったことだ」とはっきりわかるものがありました。正確な文面ではないのですが、「理性より感情を優先する」といった内容です。若い頃(社会人になりたての頃)は、はっきり「感情を排して理性を優先する」タイプの人間でした。就職先選びも、就職氷河期真っ最中で、待遇や賃金がいい会社に全く引っかからなかったので、なんとか滑り込めた会社に入ったものの、「自分は働きたいと思える会社じゃないとおそらく続かないだろう」という部分では非常に合致したところを選べたと判断できたし、その後の転職(ライブドアへ行った時)も、「30歳の手前で別の業界に行った方がこの先良い」と考えて選考を受け、入社できたのでした。

今の会社に入った頃もまだ理性が感情に勝っていて、「ユーザーとして長く使ってきたサービスの運営会社に入るのはやりにくくないだろうか」「とはいえ(東京から大阪に引っ越した直後だったので)職を選んでいる暇はあまりない、選考を受けられるのであれば受けよう」という極めて現実的な判断から入社に至りました。

ここまで書くと、今はまるで「感情むき出しで理性のかけらもない」人間になったとでもいうような言い方になってしまいましたが、徐々に「自分の直感は意外と当たる」ことを信じられるようになった、というのが適切かなと思っています。「あの方針はどうかと思う」と思っていたら、あっさりだめになったり、なくなっちゃったりするなど、「自分の直感を信じる」と、結果として物事が進むことを学びました。

しかし、うまく進められていたのは45歳くらいまでのこと。「理性より感情を優先する」だけを優先していると、たびたび行き詰まりを感じるようになりました。

人に話を聞いたり本を読んだりして、おそらく自分に足りないのは「学習」であるのではないかと仮説を立てました。以下の記事にも、体系立った学習の話が書かれています。

学ぶことで世界は広がる。65歳で修士号を取得した私が、還暦を過ぎてからの「学び直し」で得たもの|tayorini by LIFULL介護
社会人が学ぶ醍醐味ってなんですか? 48歳で美大を受験・合格した青田努さんに聞いた - ミーツキャリアbyマイナビ転職

せっかく仮説までは立てたので、何かの物事を学ぶことで結果が出せればいいなと考えているところです。